Canにモヤモヤするとき|能力は積み上がるものなのか

技術者のキャリアと悩み

キャリア面談のとき、
「あなたは、何が出来ますか?」

そう問われて、モヤモヤした人もいるのではないでしょうか?

  • ん? 私の業務能力、上司であるあなたは、よく知っているよね…
  • 確かに齢を重ねる毎に出来る事は減ってきた気がする
  • 最新の技術についていけていないかもしれない
  • 自分が得意としてきた技術が、あまり求められなくなってきたかも…
  • だからDXを学び、リスキリングしろってことか?
  • 今さらコミュニケーション能力を高めろって?

「これまで学んだことをまとめて下さい」

何だかモヤっとしていると、上司からこのように続けられました。

「別に難しく考えることはないんです。
 ここに貴方の職務経歴が並んでいますよね?
 このとき、業務を通じてどんなことを学んだのか
 書き出してみて下さい。」

…何だか、余計に分からなくなりました。

技術者である私にとって
職務経歴こそがキャリアなんです。
設計開発した装置の一覧を書き出せばいいのでしょうか?

「これから何を学んでいきたいですか?」

これまで学んできたことは、何とか書き出してみました。

私はこれまで設計一筋。
そのツールも日々深化してきました。

2次元CADが3次元になり、設計と同時に
解析・シミュレーションも行うようになりました。
思えば、試行錯誤しながら学びの連続でした。

で…
「これから何を学ぶか」と問われれば、
今まで同様、開発環境の進化に合わせ、
対応していくってことでしょうかね。

上司は、
「設計業務だけでなく、関連部署を説得するための
コミュニケーションスキルや、部下の育成方法も学べ」
と言いたいようですね。

でも、設計業務は途切れないし、更なる効率化が求められています。
それこそが技術者にとって学ぶべきことですよね?

技術者である上司も、分かっているはずなのに

上司も同じ分野の技術者ですよ。
技術者にとってのスキルとは何か、
それは良く分かっているはずです。

なのに、なぜコミュニケーション力だとか、
リスキリングとかDXとか…
今どきの流行り言葉で、語るんでしょうね?

変化の激しい時代ですから、我々に幅広いスキルを習得させて、
適応力を高めて欲しいと思っているんだと思います。

その気持ちは嬉しいんですがね。

私だって、今の業務がなくなったらどうしよう?
ライバル会社に転職するのか?
でも、この会社で学んだスキルは、他社でも通用するのか?
って不安にはなるんです。

だから、能力を棚卸ししてもらえる、このキャリア面談は
有意義なものにしたいんですよ。

ただ… モヤモヤするんですよね。


もしかすると、
「能力は積み上がっていくものだ」という前提そのものが、
現実とずれてきているのかもしれません。

技術や環境が変われば、
これまで積み上げてきたものが、
そのまま通用するとは限らない。

だからこそ、
「何が出来るか」を問われると、
戸惑ってしまうのかもしれません。

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