技術者のキャリア支援と人材育成|技術者の役割を「知・情・意」で整理する

技術者育成コンサルティング

技術者の育成に、悩んでいませんか

技術系企業の人事部や技術管理部の方から、
次のような相談を受けることがあります。

  • 技術者がマネジメントを嫌がる
  • 若手が定着しない
  • 1on1やキャリア面談がうまく機能しない
  • 技術系マネージャーが部下育成に苦労している

一方で、技術者の側にも戸惑いがあります。

「どうせ人事には分からない」
「キャリアは自分で切り拓くものだ」

その結果、
技術者と組織の対話が止まってしまうことがあります。

しかしこれは、誰かが悪いわけではありません。

技術者を取り巻く環境が、
この20年で大きく変化しているからです。

技術者の役割は変化しています

かつて技術者は
「優れた専門性を持つ個人」でした。

しかし現在の企業では、

  • 技術の社会実装
  • 部門を越えた連携
  • 若手の育成
  • 新しい研究テーマの創出

など、より広い役割が求められています。

さらに近年は

  • 技術分野の細分化、高度化
  • 組織の複雑化
  • 生成AIの進化

により、専門性だけでは価値を発揮しにくくなっています。

自分の技術が
どのような価値を持つのか。

それを他者に説明し、
人を動かす力が求められています。

その背景については、こちらで詳しく整理しています
→ 技術者の役割はなぜ変化するのか

技術者はキャリアを語らない

技術者はキャリアに関心がないわけではありません。
むしろ仕事に強い誇りを持っています。

しかし多くの技術者は、

  • 自分の思いを言葉にする機会
  • キャリアについて対話する文化

をあまり経験していません。

技術者は
問題の答えを探すことには慣れています。

しかし

自分自身の問いを言葉にすることには慣れていません。

そのため、キャリア面談になると
言葉が止まってしまうことがあります。

これは能力の問題ではなく、
思考様式や組織文化の違いによるものです。

技術者の役割を「知・情・意」で整理する

当事務所では、
技術者の役割を、
知情意の三つの観点から整理します。

  •  専門知識・分析力・技術的洞察
  •  対話・共感・関係構築
  •  使命感・主体性・価値の創出
役割を整理する三つの視点
(知・情・意)

多くの技術者は

  • 知(専門性)
  • 意(技術への使命感)

を強く持っています。

しかし

情(人との関係)

を扱う訓練を受ける機会は多くありません。

そのため

  • 部下の話を聴く
  • キャリアの悩みに寄り添う
  • 人を動かす

ことに苦労するケースがあります。

技術者が自分の思考の特徴を理解すると、
自分の役割を整理しやすくなります。

それは、技術者自身の成長だけでなく、
組織との対話を生み出すきっかけにもなります。


技術者文化については
以下のコラムでも解説しています。
技術者文化シリーズ

技術者と組織をつなぐ支援

私は研究開発部門で

  • 技術者
  • 研究企画
  • 人材育成

に携わってきました。

現在はキャリアコンサルタントとして、
技術者のキャリア支援を行っています。

技術者の思考と、
人事・管理部門の立場。

その両方を理解する立場から、

技術者と組織の対話を支援しています。

私は、自分の役割を

「技術者文化の通訳」

だと考えています。

支援内容

企業の状況に応じて、次のような支援を行います。

  • 技術者のキャリア面談
  • 技術系マネージャーの1on1支援
  • 技術者向けキャリア研修
  • 技術組織の人材育成方針整理

まずは小さな取り組みから始めることも可能です。

技術者キャリア対話(試行)

技術者数名への個別面談を行い、
技術者のキャリア意識や課題を整理します。

その結果をもとに、
組織の人材育成のヒントを共有します。

技術系企業でよくある悩み

技術系企業の人事部・技術管理部の方から、次のような声を聞くことがあります。

技術者がマネジメントを嫌がる

優秀な技術者ほど
「マネージャーにはなりたくない」と言います。
技術を続けたいという思いが強く、
組織としての育成に悩むケースがあります。

1on1やキャリア面談がうまくいかない

技術系マネージャーから

「部下に何を聞けばいいのか分からない」
「キャリアの話になると会話が止まる」

という声を聞くことがあります。

若手技術者の離職理由が見えない

若手が退職する際、

「やりたいことが見つかったので」

といった理由が語られるものの、
本当の理由が分からないまま
送り出してしまうことがあります。

技術者の本音が見えない

人事や管理部門の方から

「技術者が何を考えているのか分からない」

という声を聞くことがあります。

対象企業

主に、社員数150〜500名程度の
技術系企業を対象としています。

特に

10〜30名程度の技術部門を持つ企業

では、

技術者の育成やキャリア支援が
マネージャー個人の力量に委ねられていることが多くあります。

そのような企業のお役に立てればと考えています。

まずはご相談ください

企業ごとに文化や技術領域は異なります。
技術者育成に「万能の方法」はありません。

まずは状況をお伺いし、
一緒に整理するところから始めます。

技術者育成について気になっていることがあれば、
お気軽にご相談ください。

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