このコラムでは、マインドフルネス瞑想の場で良く使われる、ティンシャ(チベタンベル)について語ります。 所要:3分
皆で集まって瞑想をする会、沢山ありますね。YouTubeのライブ配信とか、Zoomでの配信とか… 宗教色を抑えたマインドフルネスの会、ヨガ系の会、禅寺の座禅会など本当に沢山の集会があります。皆さん心が疲れていて、癒しを求めて来るのです。
さてマインドフルネス瞑想の会でよく使われているのが、チベット仏教のティンシャ(チベタンベル)。直径5cmくらいの青銅製の鐘で、二つの鐘を撃ちつけて鳴らします。 私はMiLIのSIYでその音を聴いて、すっかり魅了されてしまいました。
Amazonで探すと沢山の商品がヒットしますが、その多くはお土産用のもの。お値段もお手頃なのですが、音もそれ相応です。私は本物が欲しくなってしまう質なので、いろいろ調べた挙句、以下の商品にたどり着きました。→ アマナマナ プレミアムティンシャ
YouTubeのサイトで見たのですが、とーっても音がいいのです。そこで東京出張の折、同店を訪ね、実際に音を聴いて購入しました。お店には同じものが3点並んでいましたが、鳴らすと微妙に音が違うのです。お店の人に訊ねたところ「これは本物の仏具。職人による手作りなので、同じサイズ、形状でも音が違うのです」とのこと。理系の私は、その音を周波数解析にかけてみたくなりましたが(笑)、自身の感性を信じ、その中から最も好みに合うものを選びました。
↓ 実際の音はここからどうぞ!
私は会社の仲間と時々集まって瞑想をするのですが、その前後で鳴らしています。流儀はいろいろあるようですが、私は瞑想を始めるときに3回、終わるときに1回鳴らしています。その日の気候や、自身の体調によっても微妙に異なって聞こえます。音のディテールに耳を澄ませていると、不思議と心が落ち着いてきます。
ちなみにリモート会議では、マイクの設定にデフォルトで「ノイズキャンセリング」が掛かっていることが多く、ティンシャの音は見事にフィルタリングされてしまいます。私も参加者の方から、「あの音を聴くのが楽しみだったのですが、最近何も聞こえませんよ。」と言われて初めて気が付いた位です。その場合はノイズキャンセル機能を外して下さいね。
さあ、ティンシャの音色に耳を澄ませて、心を落ち着けましょう。□