カウンセリング考

キャリアコンサルタントの部屋

他の人はなんて言ってますか? ~人的支援先を探る~

来談目的の背景に”出口のないネガティブエピソード”がある場合があります。そんなとき私は「他の人はなんて言ってますか?」と、他者の視点を求める質問をしていました。解決しなければならないのは、相談者の許せない気持ちや、揺らいでいる自己概念であって、その主語はあくまで相談者なのです。
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何とかしようと思い過ぎない ~原因論は封印しよう~

キャリコンを目指す方には、人の役に立ちたいと強く思っている方が多いですね。しかし問題点を早く取り除いてあげたいと思うがあまり、原因論に基づくアプローチを行っていないでしょうか?
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論述 問い4 べからす集 ~問題を解決するのは相談者自身~

今回はJCDA実技試験(論述)の問い4 について考えてみましょう。①問題解決を急ぐ、②解決策を列挙する、③ポジティブに導こうとするはNGです。
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論述 問い3 べからず集 ~〇〇不足は止めましょう~

JCDA論述試験の問い3「相談者の 問題と思われる点 を、具体的な例をあげて記述せよ」について... ①客観的な問題とし相談者を責めるような書き方をする、②「〇〇不足」と記載する、③いくつもの問題を列挙するはNGです
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ロープレにおけるオブザーバーの視点 ~何が見られているか~

キャリアカウンセリングのロープレにおける、オブザーバーの視点について考えてみましょう。これを意識すると、自身がキャリアコンサルタントをやらないときも、多くの学びを得ることが出来ます。
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全ての悩みは主観的 ~心の問題に客観的な解決などない~

理系のおじさんは「ロジカルシンキングやクリティカルシンキングによって客観的・分析的に物事を見れば必ず解決できる」という成功体験を持っています。原因論に基づいて悪いところを探し、正常化しようとします。
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おじさんの防御線 ~その心を開くためにカウンセラーは何が出来るのか?~

カウンセリングをしているとオジサンは、「悩んでいるのに、自身の感情は表に出さず、自身の中で解釈した差障りのない言葉に言い換え、客観的事実のように語ります。そんなオジサンの心を開くために、カウンセラーは何が出来るのでしょう?
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主観と客観の間で ~マインドフルなカウンセリング~

カウンセリングは、相談者の主観に寄り添うものであり、キャリアコンサルタントが客観的な判断を下すものではありません。「それは間違っている。これはこうすべきだよね?」などと客観的なアドバイスをしてみたところで、何の意味もありません。
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相談者として学ぶこと ~キャリコンも相談者になろう~

ロープレ勉強会においては、キャリアコンサルタント役だけでなく、相談者役、オブザーバー役にも大きな学びがあります。私が相談者役として学んだことをまとめてみました。
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Zoomロープレの環境を調えよう ~リモート勉強会に参加する前に~

コロナ禍により、オンライン会議システムZoomを使ったキャリアカウンセリングが一般化しました。Zoom使用環境の整備は極めて重要。途中で固まってしまったり、PCが落ちてしまわないようにしましょう。ここでは、そのポイントについてまとめてみました。
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資格を取ったらどう活かすか? ~3つのポイント~

キャリアコンサルタント実技試験の面接において、必ず訊かれる質問です。これは予め準備ができる唯一の質問ですね。私が受験生の皆さんにしているアドバイスは...
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四料揀と和尚さんのカウンセリング ~四つの場面の使い分け~

臨済禅師が説かれた四料揀(しりょうけん)。人(にん、自分)と境(きょう、周囲の環境、他者)の関わりは四つの形態をとり、その関わり合いの中でいろいろと問題が起きると説いています。和尚さんは相手に接する際、この4つを切り替えていくのだそうです。その中身は...
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フォーカスすべき経験とは何か? ~主訴につながる経験を再現しよう~

「フォーカスすべき経験」という表現があります。キャリコン実技試験では、僅か15minの中で相談者の方との関係構築~経験の再現~主訴の把握までを行うため、主訴につながらないような経験ばかりを聴いていると時間が無くなってしまうのです。
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論述と面接で問われていることは同じである ~経験代謝を理解しているか?~

キャリコン試験(JCDA)において、論述試験と面接試験で問われていることは同じです。論述が『読んで書く』のに対し、面接は『聴いて話す』という違いがあるだけで、どちらも経験代謝の基本的考え方を理解しているかを問うものです。
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論述試験 深化していますね ~何度も解いて自身の回答スタイルを見つけよう~

JCDA論述試験の逐語録。その量は15回を境に増えていますが、内容も濃くなっていますね。 毎年3回、4カ月に一度開催されている試験ですから、問題の質は明らかに上がってきているのです。