「意味の出現」を促す質問は難しい2 ~過去問こそが好事例~ 「経験の再現は出来ても、意味が出現しない」というお悩みは、誰しもが経験することです。マジックワードがある訳ではないのですが、その事例は論述試験の逐語録にはっきりと見ることができます。
瞑想の意味とマクナマラの誤謬 ~計測できないものを感じる大切さ~ NHKで「映像の世紀バタフライエフェクト ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」を視ました。エンディングで紹介される、社会学者ダニエル・ヤンケロビッチの言葉が胸に刺さりました。瞑想をして、計測できないものを感じましょう。
仕事に対するポジティブな価値観ばかり聴いてしまう 仕事の価値観ばかりを聴いてしまう背景には、「ネガティブなことよりポジティブなことを訊いた方が、しゃべってもらえるのでは?」という思いがあるのかもしれません。しかし、モヤモヤしているネガティブな経験を再現しないと、「相談者の自己概念の揺らぎ」を捉えることはできません。
カウンセリングの普及を阻むもの 2 私は「キャリアに関する専門知識を身に着ければ、 悩める技術者を支援することが出来る!」と確信して、キャリアコンサルタントの資格を取得したのでした。しかし現実は甘くありません。全く声が掛からないのです。
カウンセリングの普及を阻むもの 国はキャリコンを10万人にする計画を立てていたようですが、伸び悩んでいます。その理由の一つに、キャリアカウンセリングを受けたいという人が少なく、苦労して資格を取ってもカウンセリングを実践してみる機会が少ないことがあります。今回はキャリアカウンセリングの普及を阻むものについて考えます。
カウンセリングと二つの瞑想 ~マインドフルネス瞑想とコンパッションの瞑想~ カウンセリングにおいて、相談者および自分自身への注意レベルを上げるため、マインドフルネス瞑想を行っています。またカウンセリング後、自身のケアのためにコンパッションの瞑想をしています。
キャリアカウンセリングにおいて大事にしてきたものを捨てる ~邪魔をするなら横に置く~ キャリアカウンセリングの際には、私の自己概念の中核を成してきた能力を捨てます。「来談者中心カウンセリング」を実施しようとしたとき、これらの能力はことごとくそれを邪魔をするからです。ここでは、その手放し方をお話しします。
カウンセリングは一期一会 ~箇条書きの要約では分からない主訴~ 会社における議事録のノリでカウンセリングのメモを書いてしまうと、相談者の主訴を把握することは出来ません。自己概念の揺らぎは文脈や発言の細部に現れるからです。逐語録でなくては読み取れないのです。