誰もが幸せを求めるのか? ~そこに至るプロセスに不安を感じる場合もある~ このコラムでは「誰もが幸せを求める」ことを前提として、Well-being推進活動をしていた頃の私について語ります。より良くありたいと思うことで行動できる人もいれば、そこに至るプロセスに不安を感じる場合もあるのです。なぜ現状維持を求めるのか、その理由については組織に問うても分からず、個人に働きかける必要があります。
地区防災活動と職場風土改善活動は似ている ~「やるべきだ!」だけでは人は動かない~ 市民防災の研修に参加し... 地区の防災計画を立てる際には、いろいろな価値観を持った人がいることを受容れる。「やるべきだ!」だけでは決して動かない。正常性バイアスや同調性バイアスなど、人間の特性を知り、命を守るという目的に合った方法を考えることが重要! と知りました。これは、職場風土改善活動と良く似ているのです。
マズローの欲求5段階説における所有の意識とそこからの解放 仏教においては、生理的欲求も安全欲求も所有対象とは捉えません。また人は皆、大自然の一部として所属しています。結果、ほどよい自尊感情の下、自己実現に向かうのです。
瞑想の意味とマクナマラの誤謬 ~計測できないものを感じる大切さ~ NHKで「映像の世紀バタフライエフェクト ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」を視ました。エンディングで紹介される、社会学者ダニエル・ヤンケロビッチの言葉が胸に刺さりました。瞑想をして、計測できないものを感じましょう。
やればいいのに、なぜ実践できないのか? ~理入と行入~ 禅における修養のアプローチには、理入と行入があります。理入とは、仏教の教理を学ぶこと。行入とは、実践を通して学ぶこと。どちらも必要です。私は前職において人材育成に携わっていましたが、研修で理入しても、その内容が行入(実践)されないのです。
自縄自縛 ~自分で自分を縛らない~ 普段から如何に仕事に頭を縛られていたのかを実感しています。年がら年中、解決策を考えていた訳でもなく、ただただ『なぜ出来ないのだ?』という思いに縛られていたように思います。これは”自縄自縛”ですね。
恐怖の拡散を止めるマインドフルネス ~ストレス耐性を上げよう~ 恐怖の拡散を止めるために、我々が出来ることは何でしょう? その一つがマインドフルネス瞑想です。恐怖を感じた時、自分の身体はどう反応しているのか? 思考はどう反応しているのか? これをメタ認知する。ただただ今、ここで何が起きているのか?を感じるのです。
刻石流水 ~受けた恩は石に刻み施したことは水に流せ~ 刻石流水(こくせきりゅうすい)とは、受けた恩は石に刻み、施したことは水に流すことです。良質なカウンセリングを受けることはギフトのような体験。しかしカウンセラーは「施してやったぞ」などと恩着せがましい態度をとることはなく、かけた恩をさらりと水に流します。