Willが無ければダメなのか? ~卑下する必要はありません~ 会社でWill-Can-Mustのフレームワークを用い、キャリア開発の話をしていると... 『これまで会社から求められること(Must)に向かい合い、それなりに成果も上げてきた。今更、"VUCAの時代、Will が大事です。会社は Must なんか示してくれませんよ”とか言われても困る! 』と...
自分と似た境遇のクライエントのときは注意 ~分かったような気にならない~ 「職場の上司と反りが合わなくて困っている」が来談目的であったならば「上司の方と何かあったのですか?」と、その経験を聴きます。「ああ、そういう上司いますねえ...」と話が盛り上がりますが、飲み屋での愚痴と大して変わらない。何故でしょうか?
技術者の心技体 ~”よい仕事をすること”とは何なのか?~ 私、学生時代は典型的なオタク研究者でした。プロの研究者に必要なのは確かな技術と豊富な知識。専門性こそが最需要と考えていました。 そんな私も五十路となり、若手研究者に対し「よい仕事をすることとは何か?」を語る役割が回って参りました。散々悩んだ挙句に思い出したのが「心技体」。
今知るべきは外か内か? ~Googleは何故Insideに向かうのか?~ 「彼を知り己を知れば百戦危うからず」 孫子の兵法として、あまりに有名なこの言葉。キャリア開発に当てはめてみましょう。外の状況をしっかり把握し、己の事が良く分かっていれば適切な判断が出来、有意義なキャリアが歩めることでしょう。それでは外の状況と内の状況を知ること、どちらがより重要でしょうか?
マズローの欲求5段階説と”まずやってみよう” コンプライアンスばりばりの会社生活を送っていると、「まずやってみよう」という気持ちが削がれてしまうことが良くあります。ここでは有名な「マズローの欲求5段階説」を用いながら、なぜその気持ちが削がれてしまうのか考えてみたいと思います。
問題解決思考を抑えるために ~知情意のバランス~ キャリアカウンセリングのインテーク面接(初回の面接)においては、「問題解決を急いではならない」と言われます。しかし私のような理系人間にとって、問題解決思考を抑えてクライエントの感情に寄りそうことは大変難しいのです。
論述試験の過去問に挑戦しよう ~ロープレも上達します~ 論述試験は、正解、正答がないので、取っ付きにくいという方が多いと思います。初めは、とにかくやってみることが重要です。何度も読むうちに何が問われているのか、何となくパターンが分かってきます。