マインドフルネスをやっていなかったら ~見たくない自分を想像してみる~

私は19年10月~マインドフルネスに取り組み始め、早4年になりました。前職を辞めて丸4カ月。経費の支出ばかりの日々が続きますが、病むことなく済んでいます。それもこれも、マインドフルネスを含むモーニングルーティンのお陰です。もしそれらの行動をしていなかったら、どうなっていたのか? 見たくない自分の姿を想像してみました。

Must は後においておけ ~若いうちは得意なことから始めよう~

キャリアを検討する際に良く用いられる、Will-Can-Must のフレームワーク。自分がやりたい仕事(Will)で、出来ること(Can)、求められること(Must)ならいいですね。しかし若いうちは使命(Must)なんて分からず、夢(Will)も描きにくい時代です。まず出来る事(Can)を棚卸ししてはいかがでしょうか?

言葉に思いを乗せましょう ~何を言うかより、どう言うか?~

ロープレのフィードバックの際、受験生から「こんなこと、聞いちゃって良かったんでしょうか?」「こんな質問は相談者に対し、失礼にならないのでしょうか?」と質問されることがあります。沢山べからず集をお伝えしてきたのでガチガチになってしまい、質問の仕方に迷うようです。しかし大事なのは「何を言うかより、どう言うか?」です。

誰もが幸せを求めるのか? ~そこに至るプロセスに不安を感じる場合もある~

このコラムでは「誰もが幸せを求める」ことを前提として、Well-being推進活動をしていた頃の私について語ります。より良くありたいと思うことで行動できる人もいれば、そこに至るプロセスに不安を感じる場合もあるのです。なぜ現状維持を求めるのか、その理由については組織に問うても分からず、個人に働きかける必要があります。

キャリコン論述 問い4への向き合い方 ~意味の出現のフェーズを丁寧に進める~

このコラムでは、キャリコン論述試験(JCDA)”問い4”にどう向き合うか?について私見を述べます。問い4は”キャリコンサルタントとしての在り方”を問うものであり、「意味の出現」を丁寧に進めることが重要。問題解決を急いだり、解決策を列挙したり、ポジティブに導いたりすることはNG。それが「来談者中心のカウンセリング」です。

資格取得はスタートライン2 ~継続的に勉強しましょう~

このコラムでは、キャリアコンサルタント試験に合格された皆さまに対して、継続学習の大切さをお伝え致します。ロープレにブランクがあると、カウンセリングの空気感を忘れてしまいます。経験代謝は深化しているので、後進に負けてしまいます。職場での活用も具体化しません。CDAの資格継続も大変になります。さあ、一緒に勉強しましょう。

技術者・研究者はなぜキャリアカウンセリングを受けたがらないのか? 

私の前職は自動車業界。「100年に一度の大変革」という言葉がしきりに叫ばれていました。私は研究所の企画部門で人財育成を担当しておりましたので、技術者のキャリア形成の重要性を声高に叫んでおりました。しかし技術者・研究者は「カウンセリングを受けたがらない人たち」だと思うのです。そう考える理由について述べてみたいと思います。

キャリコン論述 問い3への向き合い方 ~原因論に基づく問題解決は封印しよう~

キャリコン論述試験(JCDA)”問い3”にどう向き合うか? について私見を述べます。「相談者の問題」をどう捉えるか? 「相談者の自己概念の成長」というカウンセリングの目的に対し、どのようにアプローチすべきか? が重要であり、アドラーの目的論に基づいたアプローチが必要なのです。

コーヒーの海にどっぷり浸かりましょう ~カップの意味を考えよう~

國分康孝先生が提唱されたコーヒーカップモデル。カウンセリングのプロセスを初期、中期、後期に分け、言語的スキルと非言語的スキルを使い分けながら、カウンセリングを進める様子を図式化したものです。「信頼関係を作り、問題点を把握し処置する」と捉えれば、ごくごく当たり前のように見えますが、カッブ状になっている意味を見失うと...