自分で作り自分で味わう ~マインドフルイーティングはそこから~

「今ここをよく生きる」ため、マインドフルイーティングをお薦めします。とにかく食べることに集中する。喋ったり、スマホをいじることを止め、食事を目で楽しみ、舌触り、匂い、味を楽しみ、胃に入るまでをしっかりと感じる... これだけで毎日3回の食事がとても豊かなものになります。食材を自ら作って調理をすれば、ただただ幸せです。

カウンセリングを身近なものにする ~私の「金の糸」*~

JCDAは『人生すごろく「金の糸」』というツールを用いて、自分自身を振り返ることを薦めています。サビカスのナラティブカウンセリングの考え方に基づき、すごろくをしながら、幼少期から現在までの経験を棚卸し。個々の経験をつなぐ「金の糸」を紡ぎ出す研修も実施しています。今回この研修の事前課題を実施し、大きな気付きがありました。

自己効力感に影響を及ぼす4要素 ~他人任せはツマラナイ~

自己効力感の形成や変容に影響を及ぼす要素として、Banduraは、1)個人的達成、2)代理学習、3)社会的説得、4)情緒的覚醒の4つを挙げています。中高年サラリーマンの皆さんにとって、現代は自己効力感を持てるような環境ではありません。今の時代、他人に自己効力感を高めてもらおうなんて考え方はナイのかもしれません。

資格取得は仮免許 ~路上に出なけりゃペーパードライバー~

キャリアコンサルタントの資格取得は仮免許のようなもの。資格を取得しても路上に出なければ、あっという間に面接技能は低下します。面接試験の15分ロープレはインテーク面談の一部に過ぎず、これだけでは業務に当たれません。教官が同乗していればいいのですが、面接は基本1on1ですから、一人で走らねばならないのです。

コーヒーの海に浸かる覚悟 ~それ耐えうるメンタルと相談者自らに抜け出してもらう関わり~

カウンセリングのプロセスにおいて、本当の問題をつかむには、相談者の内面世界に浸かる必要があります。 カウンセラーは相談者の経験を再現しながら、共にその世界を見るのです。相談者は自己概念を揺らがした経験を再び見ることになりますので、動揺して泣いてしまうこともあるのです。そんなとき、カウンセラーはどう対応すべきでしょうか?

能力要件の設定で満足してはいけません ~新しい環境下で、どのように能力開発するか?~

前職で人材育成を担当していたとき「担当部署の社員に研修を仕掛ける」という立場から、「能力要件」なるものを設定してきました。いわゆる、〇〇性とか〇〇力というものであり、職位ごとの業務を遂行するために必要な能力を棚卸したのです。今思うと明らかに不十分。能力要件の洗い出しは研修を仕掛けるための前準備に過ぎなかったからです。

好意的関心とは何か? ~相手の成長を願う基本的態度~

キャリアカウンセリングを学ぶと「好意的関心を持ちなさい」とよく言われます。相談者に対して好意的な関心を持つことは、相談者との信頼関係を構築するために必要不可欠だからです。しかし私がこの大切さに気付いたのは、資格を取得した後かもしれません。原因論を捨て、自己成長論に基づくカウンセリングを志向するのは容易ではありません。

カウンセリング前のルーティン ~目の前の相談者に集中しよう~

キャリコン面接試験に臨む受験生の皆さん、「上手くやれるかな?」、「口頭試問に答えられるかな?」と不安で一杯ですね。そんな時は大きく深呼吸をして、「さあ、これから15分は、相談者のための時間!」と唱えてみて下さい。意識の矢印は相談者に向き、カウンセリングに集中できるでしょう。そうすれば自己概念の揺らぎが捉えられますよ。

オンラインキャリアカウンセリングのご案内

このページでは、本ブログの管理人による、オンラインキャリアカウンセリングについて、ご案内致します。 まずは、①「詳細プロフィール」にて、管理人の経歴と専門性をご確認下さい。② 「キャリアカウンセリングを希望される方へ」にて、実施方法や利用料他を確認下さい。 その上で、③お問合せフォームからご連絡下さい。