キャリアコンサルタントの部屋 自動運転プログラムを止める ~マインドフルネス瞑想はジャッジをしない訓練法~ 自動運転といっても、今流行りの自動車の自動運転ではありません。思考の自動運転です。 キャリアカウンセリングのインテーク面談、これは相談者の来談目的を聴き、主訴を構造化するための面談。国キャリの面接試験はこれを模擬したものです。この際、重要なことは来談目的を聴いてもジャッジ(判断)をしないことですが、簡単ではありません。 2024.03.01 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 カウンセリングスキルを日常業務で使う ~人間関係が変わります~ 私のキャリコン仲間に、大手企業で管理職をされている方が居ます。その方とお話しした際、こんなことをサラッと言われました。 キャリアカウンセリングを学んで良かったことを一つ上げるなら、会社業務での人とのやり取りが大きく変わったことですね。会議の席で、上司に反対意見を述べられても、「〇〇さんは、そう思われるのですね..」と。 2024.02.27 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 25回受験生へのエール ~共に勉強してきた皆さまへ~ 国キャリ25回試験日が迫ってまいりました。養成講座終了後、共に勉強してきた皆さま、いよいよですね。今回は皆さまにエールを送ります。 2024.02.26 キャリアコンサルタントの部屋
今ここをよく生きよう 小池陽人さんの法話会 ~ネガティブ・ケイパビリティのすすめ~ YouTubeでおなじみの小池陽人さんの法話会に参加してきました。ケイパビリティとは一般的に、仕事や目的の達成に必要な“能力”を表します。問題を解決するための能力です。しかしネガティブ・ケイパビリティとは、解決できないことを、そのまま受容する能力であり、仏教の”一切皆苦”に他ならないと小池さんは言います。 2024.02.14 今ここをよく生きよう
今ここをよく生きよう なぜ不正は繰り返されるのか? ~プリンシプルベースで考えよう~ 自動車業界で、またも不正が発覚しました。いくつもの工場が稼働停止に追い込まれる異常事態です。しかし就職関連サイトを見ると、同グループ会社は「コンプライアンス意識がとても高い」という口コミが沢山出てきます。なぜコンプライアンス教育が盛んな会社で不正が起きるのでしょうか? アドラーの目的論とプリンシプルベースから考えます。 2024.01.31 今ここをよく生きよう
キャリアコンサルタントの部屋 経験代謝は抽象的で難しい? ~修養までに時間が掛かる~ JCDAが提唱するカウンセリングスタイルとして、経験代謝があります。国家資格キャリアコンサルタントの実技をJCDAで受ける際、問われているのは「経験代謝を理解しているか?」であり、本ブログでも度々述べてきました。しかし「経験代謝の考え方は抽象的で難しい」といった声もよく耳にします。ここでは、その理由について考えます。 2024.01.24 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 キャリアコンサルタント倫理綱領が改正されました ~改正のポイント~ 私たちキャリアコンサルタントの基本的姿勢・態度や行動規範となる、倫理綱領が大幅改定されました(R6/1/1付)。この手の改正については、その主旨が解説されていて然るべきかと思うのですが、残念ながらネットには載っていませんね... そこで、私なりに変更点を解釈してみました。改正点の理解にお役立ていただければ幸いです。 2024.01.15 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 Will-Can-Mustとキャリアアンカー ~Willを明確にすることをヨシとしない人も居る~ キャリアチェンジを考える際、よく使われるフレームワークにWill-Can-Mustがあります。やりたくて(Will)、出来て(Can)、求められる(Must)仕事ならば、適職であると考えます。しかし、Willなんて書けないという方が少なからずおられるのです。そこでキャリアアンカーの視点から、Willについて考えました。 2023.12.20 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 資格を取ったらどう活かすか?(2) ~STARで表現しよう~ キャリコン実技試験(面接)の際、必ず訊かれる質問「資格をとったらどう活かしますか?」にどう答えるべきかついては、以前にも示しました。今回は就職や転職面接の際に良く使われる、STARというフレームワークを使ってみましょう。これを使うと、どんな課題感を持って、何をしようとしているのか、簡潔かつ明確に伝わります。 2023.12.15 キャリアコンサルタントの部屋
キャリアコンサルタントの部屋 成功・失敗で考えるのをやめる ~キャリアチェンジをどう捉えるか?~ 私は今年、前職を早期定年退職しました。「自分のキャリアは自分で切り拓く!」と意気込んで辞めたのです。あれから半年あまり経ちますが、知人に会うと「仕事どう?」という言葉の後に、「その退職、成功だった? 失敗だった?」という、無言の問いが聞こえてきます。キャリアチェンジにおける成功・失敗とは何か?考えてみました。 2023.12.12 キャリアコンサルタントの部屋
今ここをよく生きよう 意識高い系について考える ~防災活動は価値ある仕事~ 「防災人材交流シンポジウムつなぎ舎」に参加しました。東日本大震災の語り部として活動を続ける方々の、貴重なお話しを聴かせていただきました。その後のパネルディスカッションの中で「(我々のような若手が伝承活動を続けていると)”意識高い系”として揶揄されることがある」とありました。 「意識高い系」について調べてみると… 2023.12.11 今ここをよく生きよう
今ここをよく生きよう 自分で作り自分で味わう ~マインドフルイーティングはそこから~ 「今ここをよく生きる」ため、マインドフルイーティングをお薦めします。とにかく食べることに集中する。喋ったり、スマホをいじることを止め、食事を目で楽しみ、舌触り、匂い、味を楽しみ、胃に入るまでをしっかりと感じる... これだけで毎日3回の食事がとても豊かなものになります。食材を自ら作って調理をすれば、ただただ幸せです。 2023.12.01 今ここをよく生きよう
キャリアコンサルタントの部屋 カウンセリングを身近なものにする ~私の「金の糸」*~ JCDAは『人生すごろく「金の糸」』というツールを用いて、自分自身を振り返ることを薦めています。サビカスのナラティブカウンセリングの考え方に基づき、すごろくをしながら、幼少期から現在までの経験を棚卸し。個々の経験をつなぐ「金の糸」を紡ぎ出す研修も実施しています。今回この研修の事前課題を実施し、大きな気付きがありました。 2023.11.30 キャリアコンサルタントの部屋
技術者のキャリアデザイン 自己効力感に影響を及ぼす4要素 ~他人任せはツマラナイ~ 自己効力感の形成や変容に影響を及ぼす要素として、Banduraは、1)個人的達成、2)代理学習、3)社会的説得、4)情緒的覚醒の4つを挙げています。中高年サラリーマンの皆さんにとって、現代は自己効力感を持てるような環境ではありません。今の時代、他人に自己効力感を高めてもらおうなんて考え方はナイのかもしれません。 2023.11.23 技術者のキャリアデザイン