四料揀と和尚さんのカウンセリング ~四つの場面の使い分け~ 臨済禅師が説かれた四料揀(しりょうけん)。人(にん、自分)と境(きょう、周囲の環境、他者)の関わりは四つの形態をとり、その関わり合いの中でいろいろと問題が起きると説いています。和尚さんは相手に接する際、この4つを切り替えていくのだそうです。その中身は...
フォーカスすべき経験とは何か? ~主訴につながる経験を再現しよう~ 「フォーカスすべき経験」という表現があります。キャリコン実技試験では、僅か15minの中で相談者の方との関係構築~経験の再現~主訴の把握までを行うため、主訴につながらないような経験ばかりを聴いていると時間が無くなってしまうのです。
論述と面接で問われていることは同じである ~経験代謝を理解しているか?~ キャリコン試験(JCDA)において、論述試験と面接試験で問われていることは同じです。論述が『読んで書く』のに対し、面接は『聴いて話す』という違いがあるだけで、どちらも経験代謝の基本的考え方を理解しているかを問うものです。
永平寺に行って参りました ~素晴らしき座禅体験と紅葉~ 曹洞宗大本山の永平寺に行って参りました。普段からマインドフルネス瞑想に親しんでいるため、"本当の坐禅”に興味がありました。坐禅体験会に参加し、如何に普段の瞑想の姿勢がいい加減だったか気付きました。紅葉の写真とともにその様子を紹介します。
対流のないバスタブ ~上だけ熱くなってはいないか?~ 昭和の時代、実家の風呂はバスタブにガス湯沸かし器を連結したタイプでした。熱い湯は張られた水の表面を漂います。強制的に循環されている訳ではないので、静かに静かに上の方に溜まるのです。これと似たようなこと...組織でも起こってませんか?
コスパ至上主義から離れよう ~マインドフルネスに過度な効果を求めない~ 「ビジネスで成功するにはマインドフルネス瞑想が必要だ!」と、その効用を説く方は沢山います。しかし禅僧の方は首を傾げます。「坐禅は良く、マインドフルネスは良くない」などとは決して言いませんが、あまりいい顔はしません。
宗教とカルトを分かつもの ~恐怖心に訴えて人を動かすのはダメ~ 旧統一教会と政治の関係が問われる中、NHK「こころの時代」で6人の専門家による討論がありました。この中で若松英輔氏が、宗教とカルトを分かつものとして、①恐怖、②搾取、③拘束の3つを挙げています。
キャリコン学科・論述試験 奮闘記 ~会場の熱気にのまれないようにしよう~ 21回キャリアコンサルタント試験が迫ってきました。私はちょうど一年前、18回受験生でした。早朝勉強していた頃が懐かしいです。今は全く起きられません。目標設定のチカラって本当に凄いです。 受験生へのエールとして、私の試験当日の様子をお伝えします。
風邪をひいたら休みましょう ~マインドフルネスでうつ病の兆候に気付く~ 毎朝マインドフルネス瞑想を続けていると集中力の波が分かります。大きく変動しながら落ち込んでいく様子が分かるのです。うつ病は心の風邪であり、誰でもかかると言います。マインドフルネスをしていると兆候に早めに気付き、対処できるのです。