稲田 豊

キャリアコンサルタントの部屋

論述試験 深化していますね ~何度も解いて自身の回答スタイルを見つけよう~

JCDA論述試験の逐語録。その量は15回を境に増えていますが、内容も濃くなっていますね。 毎年3回、4カ月に一度開催されている試験ですから、問題の質は明らかに上がってきているのです。
今ここをよく生きよう

自分は自分のものではない ~宗教とは自らの身体によく生きてもらうための知恵~

人は自分と他者、内と外を区分し、外のものが良いか悪いか見極め、それを取り入れるか否かを判断しています。判断に迷うとき悩みが生じます。しかし内外の区別ほど曖昧なものはないとも言えます。
今ここをよく生きよう

アウトプットでよく生きよう

書いたり、話したりしてアウトプットすることにはリスクが伴います。しかしたくさん吐き出して、たくさんの情報を取り入れたいですね。
キャリアコンサルタントの部屋

自分自身を知る4つの方法 ~もっと他人に相談しよう~

「答えは自身の中にある」で書いたように、悩みは自分自身の中で生じています。外に答えを求めるより、自問自答を繰り返す方が重要でしょう。自問自答の他に「自分自身を知る方法」には、①カウンセリングを受ける、②アセスメントを受ける、③グループワークに参加するの3つがあります。
キャリアコンサルタントの部屋

「意味の出現」を促す質問は難しい

キャリアカウンセリングにおける「経験代謝」。国家資格キャリアコンサルタント試験をJCDAで受験するならば、この理解は必須です。実技試験(論述および面接)は、「経験代謝を理解できているのか?」を問うものであると言えるでしょう。しかし経験の再現は出来ても、意味の出現まではなかなかいけません。何故でしょう?
キャリアコンサルタントの部屋

答えは自身の中にある ~正解が外にあると思うから悩む~

初めてカウンセリングやコーチングを受けようとする人の多くは「正解を教えてもらおう」と思って来訪します。「専門家に訊けば、悩みを解決する方法を教えてもらえる」と思って来るのです。 しかし、悩みというのは自己概念の揺らぎであって、その解決策は相談者が自ら導き出すしかないのです。
今ここをよく生きよう

花火の爆音に思う ~じぶんたちの街のために働く~

昨夜、市内で花火が上がりました。ずどんと響く音を聞き、屋上に出てみると高層マンションの向こうに立派な花火が上がっておりました。花火をバックに浮かび上がるマンションの姿を見て、「ウクライナでは、今もああいうビルにミサイルが撃ち込まれているのだな」と思いました。
徒然なるままに

野球場の今昔 ~ビールとたばこの昭和スタジアム~

私は40年前、神宮球場でアルバイトをしておりました。神宮はクラブハウスが外野側にあるため、選手はポール際から退場していきます。その際、選手に浴びせられるヤジ。当時のヤクルトは下位に低迷していたので、それはそれは酷いものでしたね。
キャリアコンサルタントの部屋

キチンと顔を見せましょう ~傾聴の前提条件~

伝え返しは重要です。しかし、もっと大事なことは「自分の姿や声が、相手にどのように伝わっているか?」を意識することだと私は思うのです。まずは容姿、カメラ画像、重要なのは視線です。パソコンのモニタに映った自分の顔を見て、「相手からどのように見えているのか?」を確認すればいいだけです。
キャリアコンサルタントの部屋

初心忘るべからず ~資格取得はスタートライン、自己研鑽に努めよう~

先日はキャリアコンサルタント試験の合格発表日でした。ロープレ会でご一緒させていただいた方から吉報が届き、嬉しい限りです。但し、まだまだ別の経験が必要です。「初心忘るべからず」。合格発表時の熱い気持ちを忘れず、研鑽を深めていきましょう。
キャリアコンサルタントの部屋

変なところで笑わない ~深刻な話を笑いながらする人もいる~

私には変なところで笑うクセがあります。例えば技術に関するプレゼンをしていて、その内容が面白かったりすると、うれしくなってニヤニヤします。しかしあるロープレで大笑いしてしまったとき、「過度に笑うことはリスキーな場合もあるので、気を付けましょう。」と指摘されたことがあります。
キャリアコンサルタントの部屋

あなたのアンカーは何ですか? ~多様性に気付き受容する~

仕事をしていく上で、①自分は何が得意か? ②自分は何がやりたいか? ③何をやっているとき意味や価値を感じられるか? エドガー・シャインが提唱した概念がキャリアアンカー。アンカーとは船のイカリのことです。8つに分類されます。
キャリアコンサルタントの部屋

面談しながらメモ取るか?

「面談しながら、メモ取ってもいいんでしょうか?」 キャリアコンサルタント実技試験に向けたロープレ勉強会のとき、よく訊かれる質問です。私は以下のように答えます。 「インテーク面談のとき、メモは取りません。但し、来談目的だけは、サラッとメモってもいいかもしれません。」
今ここをよく生きよう

個人から変えていく ~風土改革をするにはどうするか~

風土改革を行うにはどうしたらいいでしょう? 私は個人の心に火を点けるしかないのではと思います。心に火が点けば、その人が広げてくれます。結果として組織が変わっていけばいいですよね。
今ここをよく生きよう

考えるより感じよう ~見える化至上主義に注意~

Well-beingやポジティブ心理学に関する取り組みをしていると、「体系的に学ぶにはどうしたらいいのか教えてほしい」といった声をいただくことがあります。以前の私ならば、「この本を読んで下さい」、「この講座を受けると、考え方が理解できますよ」と紹介していました。