撮影データ 2025/9/8 2:51:26, Nikon D7100, 300mm, f/5.6, 1/2s, ISO 1600
写真は色が難しい。デジタルの時代、如何様にも加工出来てしまうから。今回は感じたイメージに最も近いものを選び、トリミングのみとしました。観測された皆さん、ご自身の見たイメージと合ってますか?
皆既月食を初めて見たのは小学校1〜2年の事だと思う。日誌に十円玉で円を描き、欠け具合と色を
色鉛筆で記録した。担任の先生に見せるととても褒めてくれた。ググってみると、どうやら1974年11月29日(金)の事だったようだ。なんと、ピカピカの一年生ではないか(笑)。
あの時の色はどんなだっただろう? 残念ながら日誌は残っていないが、紫色の色鉛筆を使ったことは良く憶えている。皆既の時の月の色は、その時の地球の大気の影響を受けるので、同じ色は二度とないのです。
昨今、写真を撮っていて、ふと思う。写真を撮るよりも、「今ここで何を感じるか」の方がよほど大切だと… 色も構図も、その存在さえも自由自在に修正してしまえる時代だからこそ、今ここを大切にしたい。
そんなことを思ったのも、昨夜「日曜美術館」で「寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲といふ 髙島野十郎」を見たからかもしれない。おお、来年地元に来るではないか! ぜひ見に行きたいと思います。□
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