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  3. マインドフルネスをやっていなかったら ~見たくない自分を想像してみる~

ここに書いたように、私は19年10月~マインドフルネスに取り組み始め、早4年になりました。前職を辞めて丸4カ月。経費の支出ばかりの日々が続きますが、病むことなく済んでいます。それもこれも、マインドフルネスを含むモーニングルーティンのお陰です。

ここでは、もしそれらの行動をしていなかったら、どうなっていたのか? 見たくない自分の姿を想像してみました。

身体がどんどんおかしくなっていた

退職前はそのストレスから、逆流性食道炎の症状に悩まされていました。就寝中に胃酸が逆流し、ゲ〇吐く寸前に目が覚めるのです。喉の奥は胃酸でやられ、しばらく寝られなくなります。そんなときは、布団の上でマインドフルネスをやり、落ち着いてから再度就寝していました。

退社後もその症状は続いていましたが、朝のラジオ体操+夕の散歩の効果もあったのか、最近はすっかり落ち着いてきました。当初は体操するとめまいがしていたのですが、その症状も低減しました。

マインドフルネスをぜず、あのまま会社勤めをしていたら、確実にメンタル&身体がやられていたでしょう。

収入が無くなることに耐え切れなくなっていた

退社前、同僚から「しばらくは、もらえるものもらって、のんびりすれば?」と言われておりました。”もらえるもの”とは失業保険です。しかし私はその1年前に開業届を出しているのです。よって失業保険は請求できません。もし請求したら、受給額の数倍といわれるペナルティが課せられます。副業としての売上げが立たないうちに退職したので、致し方ありません。

もし、マインドフルネスをやっていなかったら… 金銭的不安感から、病院行きでしたね、たぶん。自分の中から湧き上がってくる不安感、周りの人から言われる、「大丈夫なの?」という言葉に耐え切れなくなっていたでしょう。

帰属意識の喪失に耐えられなくなっていた

27年間サラリーマンをやっていたことによる、帰属意識は完全に失いました。なんやかんや言って、企業に所属していることはそれを満たします。「ウチの会社」という表現を、使わなくなるまでには、ある程度の時間が掛かりますね。

現在は組織に属していませんが、キャリコンの勉強会を通じて、他者とつながっている意識があり、広い意味で、社会への帰属意識を満たしています。そう考えられるのは、マインドフルネスをしているからであり、これをしていなかったら、社会的な引きこもりになっていたと思います。まあ、今も冬眠中みたいなもんですが…(笑)

会社および仲間の喪失に耐えられなくなっていた

自分で言うのもなんですが、前職の業界、会社をそれなりに愛していたので、その対象も失いました。しかしながら、お陰様で新しい人脈が開けてきました。マインドフルネスをしていなかったら、そのような人脈は開けず、破滅的な状況に陥っていたことでしょう。

マズローの欲求5段階説でまとめると…

マインドフルネスをしていなかったら、どうなっていたでしょうか?

  • 生理的欲求→心身の健康が保てなくなっていた
  • 安全欲求→収入激減によって脅かされていた
  • 所属と愛情の欲求→所属意識は失い、愛情の対象も失っていた

下3段がガタガタです…(笑) そうなると、4段目の自尊欲求、5段目の自己実現欲求どころではなかったのです。本当に恐ろしい…

私にとってマインドフルネスは生命線になっているので、もう止められません。コンパッションの瞑想は、自尊欲求を満たします。ちなみに瞑想することだけが、マインドフルネスではなく、「今ここ」に集中できる時間があれば、それはマインドフルネスです。このように不安を書き出すことも、その一種(書く瞑想)なのです。

「今後ヤバくなりそうな人」は今のうちにマインドフルネスを習慣化しておくことをお薦めします。□

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