ナゴヤ球場に行ってきました ~孫には優しくしましょう~

徒然なるままに
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このコラムでは、野球観戦におけるヤジについて考えます。
所要:2分

昨日、ナゴヤ球場でファームのゲームを観戦しました。愛知県に来て28年になりますがナゴヤ球場は初めてです。

ご存知の通り、プロ野球選手と言えども一軍で活躍出来る選手はほんの一握り。支配下登録選手70名の他、育成枠の選手も加え、一軍での活躍を目指し、し烈な争いを繰り広げます。ドラフト上位で入団しても芽が出ず、人知れず退団していく選手がどれだけいることか? 新たに入団した人数だけ辞めていくと考えれば、その過酷さは分かりますよね。

さて、そんな厳しい世界に身を投じた若手選手の姿を見ると、応援せずにはいられません。
ましてや息子と同世代の子を見ると、親心しかありません。

昭和のヤジは
アウトです

そんなファームの試合、多くのファンは温かい目で見ていますが、人それぞれですね。斜め前に座ったご老人3人組は、若手選手を終始ディスり続けておりました。コロナ禍で大声出せない状況。マスクもしないおじいさんから発せられるキツイ言葉と差別発言には、周囲のお客さんもゲンナリ。席を変える人までおりました。

私は40年近く前、神宮球場で場内整理員のアルバイトをしておりましたが、当時のヤジは酷いものでした。神宮はベンチ裏から引き揚げることが出来ず両翼ポール際から退場するので、内野スタンド前を通過する間、観客の罵声を浴びるのです。今のSNSのように文字として残る訳ではありませんが、余りの暴言にキレてしまう選手もいましたね。

プロである以上、生活かかってますから、負けようとしてプレーしている選手は居ません。相手も必死だし、我々はその勝負を見に来ている訳ですから、節度はわきまえたいものですね。

『孫の世代なんだからさあ、温かい目で見てやりなよ、じいさん…』と思い、球場を後にしました。□

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