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  3. アウトプットでよく生きよう
このコラムでは、アウトプットすることの大切さについて述べます。
所要:2分

呼吸瞑想をするとき、吐く息に集中すると良いと言われます。息をひたすら吐き切ることで、新鮮な空気が大量に肺に入ってきます。入ってきた酸素は身体中に行き渡り、細胞が活性化します。

コミュニケーションの種類は4つあると言われます。①読んで②聴いてインプット。③書いて④話してアウトプットです。精神科医の樺沢紫苑先生は、インプット:アウトプットの適切な比率は、3:7であると言っています(アウトプット大全、サンクチュアリ出版)。月に10冊の本を読んで1冊もアウトプットしないくらいなら、月に3冊の本を読んで3冊のアウトプットをする方が、自己成長が加速すると言っています。書籍やYouTubeを通じて膨大な情報を発信する先生は、大量の酸素を体に取り入れて循環させている方ですね。

私はその生き方に憧れています。ブログでの発信を続けているのは、アウトプットを増やすためです。キャリアコンサルタントが行うカウンセリングは聴くことを重視しますが、たくさん聴くためには、たくさん書いて、たくさん話さねばならないと考えています。

私は元々機械技術者です。理論に基づき、装置を設計して作り、実験して検証する。検証結果は報告書にまとめ発表して議論する… そんな生活を25年続けてきました。開発を急ぐと報告書にまとめることを省き、次に行こうとしてしまいますが、私は「書いてアウトプットすること」に拘っていました。他人に分かってもらうためには、文章やグラフを工夫することがとても重要。その過程で伝えたいことが明確になってくるからです。研究の一線を退いた今でも「技術者は報告書を書いてナンボ!」と思っています。

「話してアウトプットすること」もとても重要。プレゼンテーション資料も重要ですが、話し方を磨かないと伝わりません。私はラジオが大好きなのですが、声だけで勝負するアナウンサーの技にはいつも感心してしまいます。イケボ(イケてるボイス)には憧れますね。

書いたり、話したりしてアウトプットすることにはリスクが伴いますが、たくさん吐き出して、たくさんの情報を取り入れたいと考えています。そうして全身の細胞を活性化し、今ここをよく生きたい(Well-being)と思います。□

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