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  3. 論述試験 深化していますね ~何度も解いて自身の回答スタイルを見つけよう~
このコラムでは、論述試験過去問を早めに解いてみることをお薦めしています。
対象:、所要:3分

ちょうど一年前、私は国家資格キャリアコンサルタント試験の論述過去問の勉強をしておりました。4時半~5時頃に起床し、眠い目をこすりながら、本番さながら問題を解いておりました。キャリコンの先輩から「出来るだけ早く論述試験に取り組んだ方が良い」、「論述をやることでロープレも上達するから」と背中を強く押されたからです。結果、これは大正解であり、論述無くして合格はなかったと思います。

さて現在、21回受験生のロープレ勉強会のお手伝いをさせていただいている関係から、直近19、20回の論述過去問を解いてみました。制限時間50分で解けるか否か焦りましたが、何とか時間内で終えることができました。

2回分を実施してみて、逐語録の内容がとても自然になり、こなれた問題になったなと感じました。私は3~17回の過去問を複数回解いたのですが、以前は「ダメダメ質問」と「内省を促す良い質問」があからさまだったのです。逐語録の量は15回を境に増えていますが、その内容も濃くなっているなと思いました。

毎年3回、4カ月に一度開催されている試験ですから、問題の質は明らかに上がってきているのです。何度も過去問を解き、自分なりの回答スタイルを身につけてから本番に臨まないと、なかなか合格できないのではないかと思いました。

公式な模範解答は出ないため、みなさん苦労するのです。しかし苦労する過程で、「あっ、これでいいかも…」という気付きの瞬間が訪れます。ネットには解答例が溢れていますが、私は納得できる回答を見つけることができませんでした。そのため私は他者の回答を見ることは止め、自分なりに”経験代謝”のプロセスに基づいた表現を工夫しました。

実は思ったほど点数は良くなかったのですが、面接の穴を埋めることが出来ました。繰り返し自分の考えをアウトプットすることは、とても良い経験となりました。

受験生の皆さん、頑張ってくださいね。応援しています。□

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