プロフィールと経営理念

プロフィール

稲田 豊(いなだ ゆたか)
稲田豊コンサルティング事務所 代表
国家資格キャリアコンサルタント

私は、主に技術者の方を対象に、
ライフキャリア相談を行っています。
製造業において、研究開発部門に長く在籍し、
技術者として仕事に向き合ってきました。

専門性を深めること、
組織の中で役割を果たすこと、
その両立に悩む姿を、身近に見てきた一人です。

在籍中は、研究開発の現場に身を置きながら、組織の中で起きていることを、少し引いた視点で捉える経験もしてきました。
個々人の思いや違和感が、どのように集まり、組織の動きや空気を形づくっていくのか。
そうした点に関心を持ち、対話の場に関わってきました。

相談の場で大切にしているのは、結論を急がないことです。
沈黙や、まだ言葉にならない迷いも含めて、その人の思考として丁寧に扱います。
人事や制度の正解ではなく、技術者自身の感覚や判断を、対話を通じて確かめていく場でありたいと考えています。

1967年 東京都生まれ、愛知県在住。

経営理念

技術者の仕事は、論理的な判断の連続です。
こうなるのではないかと予測し、やってみて、結果を吟味し、次の行動を決める。
その繰り返しによって、仕事は前に進んでいきます。

このサイクルを回すときには、効率やコンプライアンスも考慮され、
自然と、失敗を避け、最短距離を選ぶ判断が積み重なっていきます。
論理・経済・倫理のバランスを取りながら歩むのが、技術者の仕事だと言えるでしょう。

一方で、思考の途中で生じた小さな「違和感」が、
そのまま置き去りにされてしまうことはないでしょうか。
実際には、そうした違和感を丁寧に扱ったことが、
大きな課題解決や技術的発見につながった例も少なくありません。

この相談室では、次のように話を進めています。

  • 言葉を急いで結論にしなくていい
  • 途中で考えが揺れても、修正していい
  • 「今は決められない」という状態が許される
  • 過去の選択を、正解/失敗に分け直さない

言うなれば、「未確定な状態を、未確定のまま扱う場」です。
決断の過程で切り捨てられてきた違和感を言語化し、
それと向き合う時間を、あらためて確保する場でありたいと考えています。

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