相談者の内的世界へ

ブログ担雪埋井

ブログ 担雪埋井(たんせつまいせい)

本ページには、旧サイト「担雪埋井(たんせつまいせい)」のコラムを掲載しています。新コラムも順次掲載していきます。 キャリアコンサルタントの部屋/今ここをよく生きよう/徒然なるままに/写真館
キャリアコンサルタントの部屋

お化け屋敷に同行する ~再現したくない経験をあえて聴く~

経験代謝のプロセスで行う、経験の再現。ロープレ勉強会に参加していると受験生の方から、「経験の再現が浅く、どうしても表面的なことしか聴けない。そのせいか、相談者の何が揺らいでいるのか、よく分からないまま終わってしまうことが多い」と言われることがよくあります。ここでは何故そのようになってしまうのか、考えてみたいと思います。
キャリアコンサルタントの部屋

コーヒーの海に浸かる覚悟 ~それ耐えうるメンタルと相談者自らに抜け出してもらう関わり~

カウンセリングのプロセスにおいて、本当の問題をつかむには、相談者の内面世界に浸かる必要があります。 カウンセラーは相談者の経験を再現しながら、共にその世界を見るのです。相談者は自己概念を揺らがした経験を再び見ることになりますので、動揺して泣いてしまうこともあるのです。そんなとき、カウンセラーはどう対応すべきでしょうか?
キャリアコンサルタントの部屋

コーヒーの海にどっぷり浸かりましょう ~カップの意味を考えよう~

國分康孝先生が提唱されたコーヒーカップモデル。カウンセリングのプロセスを初期、中期、後期に分け、言語的スキルと非言語的スキルを使い分けながら、カウンセリングを進める様子を図式化したものです。「信頼関係を作り、問題点を把握し処置する」と捉えれば、ごくごく当たり前のように見えますが、カッブ状になっている意味を見失うと...