受験生

キャリアコンサルタントの部屋

おじさんの防御線 ~その心を開くためにカウンセラーは何が出来るのか?~

カウンセリングをしているとオジサンは、「悩んでいるのに、自身の感情は表に出さず、自身の中で解釈した差障りのない言葉に言い換え、客観的事実のように語ります。そんなオジサンの心を開くために、カウンセラーは何が出来るのでしょう?
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主観と客観の間で ~マインドフルなカウンセリング~

カウンセリングは、相談者の主観に寄り添うものであり、キャリアコンサルタントが客観的な判断を下すものではありません。「それは間違っている。これはこうすべきだよね?」などと客観的なアドバイスをしてみたところで、何の意味もありません。
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相談者として学ぶこと ~キャリコンも相談者になろう~

ロープレ勉強会においては、キャリアコンサルタント役だけでなく、相談者役、オブザーバー役にも大きな学びがあります。私が相談者役として学んだことをまとめてみました。
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Zoomロープレの環境を調えよう ~リモート勉強会に参加する前に~

コロナ禍により、オンライン会議システムZoomを使ったキャリアカウンセリングが一般化しました。Zoom使用環境の整備は極めて重要。途中で固まってしまったり、PCが落ちてしまわないようにしましょう。ここでは、そのポイントについてまとめてみました。
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資格を取ったらどう活かすか? ~3つのポイント~

キャリアコンサルタント実技試験の面接において、必ず訊かれる質問です。これは予め準備ができる唯一の質問ですね。私が受験生の皆さんにしているアドバイスは...
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フォーカスすべき経験とは何か? ~主訴につながる経験を再現しよう~

「フォーカスすべき経験」という表現があります。キャリコン実技試験では、僅か15minの中で相談者の方との関係構築~経験の再現~主訴の把握までを行うため、主訴につながらないような経験ばかりを聴いていると時間が無くなってしまうのです。
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論述と面接で問われていることは同じである ~経験代謝を理解しているか?~

キャリコン試験(JCDA)において、論述試験と面接試験で問われていることは同じです。論述が『読んで書く』のに対し、面接は『聴いて話す』という違いがあるだけで、どちらも経験代謝の基本的考え方を理解しているかを問うものです。
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キャリコン学科・論述試験 奮闘記 ~会場の熱気にのまれないようにしよう~

21回キャリアコンサルタント試験が迫ってきました。私はちょうど一年前、18回受験生でした。早朝勉強していた頃が懐かしいです。今は全く起きられません。目標設定のチカラって本当に凄いです。 受験生へのエールとして、私の試験当日の様子をお伝えします。
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問い4はキャリコンの在り方を示す場 ~あなたはどんな関わり方をしたいのか?~

JCDAキャリコン論述問い4は、「あなたなら今後どのようなやり取りで面談を展開していくか」を問われるものです。キャリコンとして何を大事にして相談者に関わっていくのか、自分の考えを表現する場と言えるでしょう。
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問い3は ”相談者の”問題 ~キャリコンが裁いてどうするのか?~

JCDAキャリコン論述問い3は、”相談者の”問題を問うものです。ここでいう”問題”とは、相談者のありたい姿と現状のギャップです。ありたい姿は、相談者が思い描く”ありたい姿”であり、”現状”も相談者が経験したものです。すなわち、どの主語も相談者なのです。
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論述試験 深化していますね ~何度も解いて自身の回答スタイルを見つけよう~

JCDA論述試験の逐語録。その量は15回を境に増えていますが、内容も濃くなっていますね。 毎年3回、4カ月に一度開催されている試験ですから、問題の質は明らかに上がってきているのです。
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自分自身を知る4つの方法 ~もっと他人に相談しよう~

「答えは自身の中にある」で書いたように、悩みは自分自身の中で生じています。外に答えを求めるより、自問自答を繰り返す方が重要でしょう。自問自答の他に「自分自身を知る方法」には、①カウンセリングを受ける、②アセスメントを受ける、③グループワークに参加するの3つがあります。
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「意味の出現」を促す質問は難しい

キャリアカウンセリングにおける「経験代謝」。国家資格キャリアコンサルタント試験をJCDAで受験するならば、この理解は必須です。実技試験(論述および面接)は、「経験代謝を理解できているのか?」を問うものであると言えるでしょう。しかし経験の再現は出来ても、意味の出現まではなかなかいけません。何故でしょう?
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答えは自身の中にある ~正解が外にあると思うから悩む~

初めてカウンセリングやコーチングを受けようとする人の多くは「正解を教えてもらおう」と思って来訪します。「専門家に訊けば、悩みを解決する方法を教えてもらえる」と思って来るのです。 しかし、悩みというのは自己概念の揺らぎであって、その解決策は相談者が自ら導き出すしかないのです。
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キチンと顔を見せましょう ~傾聴の前提条件~

伝え返しは重要です。しかし、もっと大事なことは「自分の姿や声が、相手にどのように伝わっているか?」を意識することだと私は思うのです。まずは容姿、カメラ画像、重要なのは視線です。パソコンのモニタに映った自分の顔を見て、「相手からどのように見えているのか?」を確認すればいいだけです。