仕事場における自身の強みを把握するなら、何といってもGallupのStrengths Finder 2.0 *でしょう。全世界で2700万人が受けたこの診断は、業務遂行に前向きに働く行動特性(コンピテンシー)を明確にしてくれます。34の特性のうち、優れた特性を活用することで、仕事のパフォーマンスを上げることができます。
*現在リブランドされ、Clifton Strength (Gallup社の登録商標)と呼ばれています。

私は自身の強みについて漠然とした理解をしているつもりでしたが、本テストを受けることによって強みを”言葉”で理解することができ、その強みが良い方向、そして悪い方向に現れる場面を知りました。私の上位5つの資質は以下の通りでした。
- 戦略性
- 達成欲
- 指令性
- 目的志向
- 学習欲
これまでの業務経験に照らしてみると、正にこの特性を発揮できる場面において活き活きと楽しく仕事が出来ているのです。自身の所属する部の戦略をあれやこれやと検討していたら、その能力を買われ、本部や全社戦略の検討メンバーに抜擢されました。このときばかりは昇進のチャンスと思い全力を尽くしましたが、達成欲は満たされませんでした(泣)。
また部下を持たない管理職でありながら、若手メンバーからなるワーキンググループをまとめる役割を幾度となく任されました。目的が不明確なプロジェクトに対し、その意味を徹底的に議論してとりまとめていくことに、この上ない喜びを感じたものです。その過程で必要な情報を集め、新しいスキルを身に着けてきたという自負もあります。当時、真剣に議論し合ったメンバーは今でも戦友です。
その一方で、これらの特性が裏目に出るシーンについても、診断結果より理解を深めることができました。例えば”戦略性”については、他人より早めに結論に向かう筋道が見えてしまうことがあります。これは直感的なものであり、理屈は後からついてくることが多いのです。そのため「えっ? こうすればいいよね?(分かるよね?)」と結論を急ぎ、相手を不快にさせてしまう場面があるのです。こんな時は”指令性”も悪く働き、「いいから、言う通りやって!」と言ってしまうことがあるのです。上記書籍の帯には「欠点さえ強みになる」とありますが、「強みが欠点になる」こともあるのです。
本当によく出来ているテストですから、皆さんもぜひ受けてみることをお薦めいたします。キャリアコンサルタントは何より自分自身の特性を知っていることが肝要だと思うからです。□
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