キャリアコンサルタントの部屋

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アダプタビリティが高くない人をどう動かすか? ~正常性バイアスを考える~

プロティアンキャリアの2軸、アダプタビリティとアイデンティティ。共に高まれば素晴らしいですね。ここではアダプタビリティを下げる要因になっているであろう、正常性バイアスについて考えます。
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見える化できないと実行できないのか? ~見える化至上主義に注意せよ~

人的資本経営が叫ばれるようになって、有価証券報告書における人的資本関連指標の開示は増加傾向にあります。しかしながら、人材戦略の費用対効果を計ることは容易ではありません。見える化至上主義に偏ると「計れないから実施しない、投資出来ない」という考えに陥りがち。これには注意が必要です。
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企業内キャリアコンサルティングを普及させる方法 ~現場の課題感に応じた施策を講じましょう~

諸先輩方の努力により、企業におけるキャリアコンサルティングは既に1%くらいの市場があります。しかしこの数値はキャリコンが国家資格化されて8年余り経つのに殆ど増えていません。ここでは普及策の具体化に向けて、現状認識と具体的施策を提案します。
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外部のコンサルタントに相談したい企業人はどれだけ居るのか? ~能力開発基本調査から学ぶ~

私は企業で働く皆さまに向け「社内では相談しにくいことについて、利害関係者ではない社外カウンセラーを上手く利用して下さい」とお伝えしています。そのような方はどれくらい居るのでしょうか?「能力開発基本調査」から読み解いてみたいと思います。
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資格を取ったらどう活かすか? ~それはキャリコン目線、必要なのは相談者目線です~

国家資格キャリアコンサルタントの面接試験口頭試問で問われる質問、「資格を取ったらどう活かしますか?」。実は資格取ってから、”じわじわ効いてくる質問(=悩ましい問題)”なんですよね。今回は私がそう思う理由について述べ、悩める有資格者の皆さんには、相談者目線への切替えが必要なことをお伝えします。お悩みの方、ご意見下さい。
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カウンセリングを受けるメリット ~私が対応できる領域~

本コラムでは、カウンセリングを受けるメリットについて、”相談者目線”で考えると共に、私が対応できる領域についてお伝えします。今、私が目指しているところは、先の「心理カウンセリング」と「キャリアコンサルティング」を包括する領域です。どんなところを得意・不得意としているのか、相談者目線で示しました。
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感情を無視するとどうなるか? ~そりゃ頭でっかちにならざるをえません~

私は5年余りマインドフルネスを実践し、特に企業の技術者・研究者にその重要性を訴えてきましたが、なかなか伝わりませんでした。彼らを「カウンセリングが効きにくい人たち」と括ってしまうのは簡単ですが、白旗を上げきれない自分が居ます。そこで先に提案したモデルを基に、もう少し考えてみたいと思います。
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自分の感情に気付くということ ~カウンセラーにもクライエントにも有効な訓練方法~

カウンセラーにもクライエントにも重要なのは「自己や他者の感情を知覚し、自分の感情もコントロールできること」。いわゆる心の知能指数が高いことです。また知情意のバランスに優れた人であることも重要です。これらを高めるためには、マインドフルネスをお薦めします。身体感覚に意識を向けることによって、心の知能指数を上げましょう。
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受容・共感・一致だけでは上手くいかないとき ~クライエントは何処に手を当てていますか?~

「カウンセリングが上手くいかない。クライエントに気付きの瞬間が訪れない... その理由はカウンセラーである私の技能不足にある」と思い込んでいませんか? もちろん、カウンセラーの技能が未熟なために、上手くいかないということもあるでしょう。しかし、カウンセリングが効きにくいクライエントもおられるのです。どんな人でしょうか?
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内省のキッカケとなる関わりとは? ~不一致の開示~

ロープレ勉強会において、キャリアコンサルタント役の方が上げる課題の一つに、「表面的な事柄しか聴けない。感情の言葉を引き出せたとしても、その先まで入っていくことが出来ない。相談者に内省を促したいが、どうしたらいいか分からない。」というものがあります。そのカギとなるのはロジャースの3条件、受容・共感・一致の、”一致”です。
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価値観を訊かずにどうやって選考するのか? ~うちに宗教があるか?~

キャリコン養成講座にて「採用選考においては、出身地や家族のこと等、訊いてはいけない」と教わりました。私は出身地など気安く訊いていましたので、時代は変わったなあと思っておりました。しかし、そんな呑気なことを言ってはいられません。厚労省は「公正採用選考特設サイト」なるものを開設し、就職差別をなくすことを目指しています。
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何でも揃うのに何だか満たされない国ニッポン ~無職では存在感を示せないのか?~

先日、長い海外暮らしを経て日本に帰国された方のお話しを聴く機会がありました。20代になって夫と共に海外に渡った方です。20年ほど田舎暮らしをされたようですが、帰国して感じたのは「日本は仕事をしていなくてはいけない国になっていた」ということ。私はハッとしました。これを聴いた私の妄想について書いてみたいと思います。
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26回受験生へのエール ~共に学んできた皆さまへ~

第26回の国キャリ試験が間近に迫ってまいりました。今回も、共に学んできた皆さまへエールを送ります。 ①試験は絶対評価~過去の経験に引っ張られない~、②論述試験は時間との勝負~昼休憩の過ごし方~、③面接試験は感謝の気持ちを持って、④そのマインドがあれば大丈夫 の4本立てです。
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ビジネスから感情を排除するな! ~感情や価値観に触れないのはハラスメントへの恐怖から~

私は前職において人財育成を担当していた際、新しい企画を上程すると、「君がどう感じているかなんて訊いていない!」と、よく叱責されました。「君の企画書は情緒的だ。ビジネスから感情は排除せよ!」と度々言われましたが、その上司はとても感情的になっておられました。果たして、ビジネスに感情は不要なのでしょうか?
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”聴す”と書いて何と読む? ~聴くことの難しさ~

先日、小池陽人さんの動画で、元NHKエクゼクティブアナウンサーの村上信夫さんが、「”聴す”と書いて何と読む?」というお話しをされており、すっかり耳を奪われてしまいました。「ゆるす」と読むのだそうです。判断しないどころか、許してしまうのです。ここで言う、”ゆるす”とは、”在りのままを受容れる”意味だと、私は感じました。