プロフィール
稲田 豊(いなだ ゆたか)
稲田豊コンサルティング事務所 代表/国家資格キャリアコンサルタント
長年、自動車部品メーカーで研究開発、人材育成、風土改革などに携わってきました。技術者として成果を求める日々の中で、ふと気づいたのは——
「多くの人が、努力しているのに、自分の価値を見失っている」という現実でした。
誰もが一生懸命に働いているのに、“自分らしく生きる”という感覚が遠ざかっていく。その姿を見続けるうちに、私は「人のキャリア」に関心を持ち始めました。
キャリアコンサルタント資格を取得後は、社内で新人教育やキャリア研修を担当。一人ひとりが自分の強みや想いに気づいた瞬間、表情が変わる——その瞬間に立ち会うたび、「これこそ自分の使命だ」と感じました。

2023年、会社を早期退職し、キャリア支援の道へ独立。
現在は、ライフキャリア相談室「こころ」を運営し、ミドルシニアの技術者を中心に、「自分の価値を再発見し、これからを前向きに生きる」お手伝いをしています。
博士(工学)としての論理的な視点と、キャリアコンサルタントとしての“聴く力”を活かし、対話を通じて「自分を大切にできるキャリアづくり」を支援します。
1967年 東京都生まれ、愛知県在住。趣味は写真、ガーデニング、DIY。
人が自分の内側から希望を取り戻す瞬間に立ち会うことが、私のいちばんの喜びです。
経営理念
技術者の仕事は、論理的な判断の連続です。
こうなるのではないかと予測し、やってみて、結果を吟味し、次の行動を決める。
その繰り返しによって、仕事は前に進んでいきます。
このサイクルを回すときには、効率やコンプライアンスも考慮され、
自然と、失敗を避け、最短距離を選ぶ判断が積み重なっていきます。
論理・経済・倫理のバランスを取りながら歩むのが、技術者の仕事だと言えるでしょう。
一方で、思考の途中で生じた小さな「違和感」が、
そのまま置き去りにされてしまうことはないでしょうか。
実際には、そうした違和感を丁寧に扱ったことが、
大きな課題解決や技術的発見につながった例も少なくありません。
この相談室では、次のように話を進めています。
- 言葉を急いで結論にしなくていい
- 途中で考えが揺れても、修正していい
- 「今は決められない」という状態が許される
- 過去の選択を、正解/失敗に分け直さない
言うなれば、「未確定な状態を、未確定のまま扱う場」です。
決断の過程で切り捨てられてきた違和感を言語化し、
それと向き合う時間を、あらためて確保する場でありたいと考えています。
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