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  3. 26回受験生へのエール ~共に学んできた皆さまへ~

第26回の国キャリ試験が間近に迫ってまいりました(2024/7/7、学科および論述試験)。3月に養成講座を修了してから3カ月間、共に学んできた皆さまにエールをお送り致します。

試験は絶対評価 ~過去の経験に引っ張られない~

学科試験当日、多くの受験生が居ることに圧倒されるかもしれません。私が受験した際(第18回@名古屋)、会場となった貸し会議室は受験生とその熱気で溢れていました。見知らぬ受験生が、見慣れないテキストで直前まで勉強している姿を見ると、妙な不安感に襲われるものです。何故でしょうか? それは皆さんが過去に経験してきた、相対評価の試験によるものです。本試験は絶対評価(学科は全50問中35問以上正解で合格)であり、他の受験生は関係ありません。

私は「合格したら、この人は同業者であり同志だ!」と思うようにしていました。そう思えば、隣の人のペンを走らせる音や問題用紙をめくる音など、気にならなくなります。

早めに席を立つ人も多いですが、マークミスなど無いように。じっくり見直しをしましょう。自己採点のための記録も忘れずに。

論述試験は時間との勝負 ~昼休憩の過ごし方~

学科試験終了後、論述試験の開始まで、長い昼食休憩があります。私のときは、2時間20分もありました(受験票で必ず確認して下さい)。

学科100分で頭はチンチコチンなのに、養成講座の仲間と合うと、昼食をとりながら”感想戦”が始まります。しかし私はお薦めしません。もう終わったことなので、グダグダ答え合わせをしても何の意味もありません。思いっきり頭を休ませましょう。

なぜなら論述は短距離走。時間との闘いであり、如何に集中力をキープして走り切るかが重要です。頭が疲れていては話になりません。お友達との会話でリラックスしたら、一人の時間も大切にし、開始時間に合わせて集中力を高めることをお薦めします。

面接試験は感謝の気持ちをもって

ココにも書いたのですが、「不安と感謝は同居しない」のです。試験官の人、相談者の人に対し、「今日この時を迎えられて、本当に感謝です」と念じ、それを口に出来れば、不安は吹き飛びます。ロープレ勉強会の多くの卒業生が、「この言葉が支えになり、落着いて面接試験に臨めた」と言っています。効果絶大ですよ。

そのマインドが在れば大丈夫

自身の課題に向き合い、その克服に向けて真摯に挑戦を繰り返してきた皆さま、その在り方はキャリアコンサルタントに必要なマインドそのものです。面接試験本番が、上手くいこうがいくまいが、そのマインドは透けて見えてしまいます。表立って見えるテクニックだけが問われている訳ではないのです。キャリコンになるぞと決めた時の、熱い思いを胸に試験に臨んで下さい。応援しています。□

~過去の受験生へのエール~

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