国キャリ25回試験日が迫ってまいりました。養成講座終了後、共に勉強してきた皆さま、いよいよですね。今回は皆さまにエールを送ります。
学科試験
学科試験は50問、その7割、35問正解すれば合格です。フツーに勉強してこられたなら、30問は取れるでしょう。+5問正解すれば良いのです。難問が幾つかありますが、これに正答できなくても、引きずられないことが肝要と思います。特に最初の時事問題でガツンとやられてしまう方も多いようですが、その後のサービス問題でしっかり加点すれば良いのです。
100分の試験時間、早々に書き終えて退席していく方もおられますが、気にしない、気にしない。あくまでも絶対評価ですよ。マーク間違いなどしないよう、しっかり見直しましょうね。
お隣の方のシャーっと鉛筆を走らせる音や、消しゴムかけることで揺れる机に、イライラしがち… そんなときは、深呼吸して自分の試験に集中しましょうね。お隣の方も、キャリコン同期、お仲間になるかもしれません。
論述試験
学科試験~論述試験の間は、長めの昼休みがあります。学科の緊張から解放され、養成講座のお仲間と楽しくランチもいいですね。でも、今終えた学科試験の内容について触れることは避けた方がいいと思います。「あの問題、どう答えた~?」なんて… 今振り返っても仕方ないのです。正答は翌日公開されます。それまでのお楽しみにしましょう。
この休み時間、大事なことは、頭をしっかり休めることです。論述は時間との勝負。学科で疲れた頭を休め、再び集中力を高めることが重要です。私は習慣化しているマインドフルネス瞑想を行って、集中力を取り戻しました。ご自身にあった方法でリフレッシュし、集中力を高めて下さいね。
面接試験
私は論述試験の後、面接会場を下見しました。お部屋には入れませんが、場所は確認できます。当日、要らぬストレスを感じないよう、準備は万全に。
当日は緊張して当たり前です。緊張している時は、心の矢印が自分に向いています。「失敗したら、どうしよう?」と、未来の経験を勝手にシミュレーションしているのです。そんなときは心の矢印を相談者に向けて下さい。これから15分は相談者のための時間です。
試験官、相談者の人に対し、「今日はこんな機会をいただき、有難うございます」という感謝の気持ちがあれば、緊張感はスッと収まりますよ(ココ)。
最後に
毎回思うのですが、キャリコン試験って不思議です。同業者になろうとする人を、なぜ応援するんでしょう? それはキャリアカウンセリングが必要な人は、色々な業界に沢山居て、それぞれの立場で活躍してもらわないと困るからだと、私は思います。そうでないと、「キャリアカウンセリングを社会に実装する」なんて出来ませんからね。
試験官の方々も、一人でも多くの方にキャリアコンサルタントになってもらいたいという気持ちで、対応されているのだと思いますよ。頑張ってくださいね。□
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