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  3. 24回受験生の皆さまへ ~心を静めて自分と勝負!~

学科試験、実技試験が迫ってまいりました。養成講座終了後、勉強を続けてこられた皆さん、いよいよですね。私は第18回ですので、ちょうど2年前に受験しました。その時の経験については以下のコラムにまとめています。

今回も皆さまにエールを送ります。

試験は絶対評価であり、自分との闘い

キャリアコンサルタント試験は絶対評価。学科は50問(100点満点)のうち、35問(70点)以上で合格。実技は論述50点+面接100点=150点のうちの60%以上、すなわち90点以上取れれば合格です(詳細な基準についてはココを参照)。よって定員が決まっている入学試験のような、相対評価ではありません。

試験会場に行くと、受験生の多さと、その熱気に圧倒されます。見ず知らずの受験生を見ると、あの人もこの人も、み~んな自分より賢そうに思えます。蛍光ペンでマークされまくったテキストを広げ、最後の追い込みをしている人を見ると、更に不安は高まります。「けっ!直前に確認したところで、どうにかなるもんじゃねえや…」なんて思いつつ、大丈夫かなあ…なんて不安になるものです。

しかし… 試験は絶対評価なのです。周りの方は同志であって、敵ではありません。闘うべきは自分自身。これまで勉強してきた結果が出せれば、結果はおのずとついてくるでしょう。

勉強してこなかったことは出せない。
けれども、試験に集中し、やってきたことが出せれば、必ず合格できる

と信じて、試験に臨みましょう。

それでも周りが気になる人へ

みなさん、この資格を取ったら、相談者に向き合うのですよね? どんな相談者が来たって「好意的関心を持って、受容・共感・一致」なんですよね? そう思ったら、イラつかない。

隣の人が豪快に消しゴム掛けて、机がわっさわっさ揺れようが、ブツブツ言おうが、気になりません。「あぁ、とってもイラついているんですねえ…」と笑顔で受容しましょう。自己一致はしないかもしれませんが。(笑)

体調管理を万全に

論述試験は時間との闘いです。如何に集中して逐語録を読み込み、時間内に書ききるかの勝負です。学科試験においては、終了時間前に離席する人もいますが、論述は誰一人席を立つ人はおりません。

集中力を保つ為に体調管理が重要なことは言うまでもありません。空気は乾燥しておりますし、朝夕の寒暖差も激しくなっております。コロナ&インフルエンザに罹患している人もおられるようです。しっかり睡眠をとり、万全な体調で試験に臨んで下さいね。応援しております。

学科NGでも諦めないで1

11/5の学科試験、実技論述、お疲れ様でした。本日11/6に学科の正答が発表されていると思います(ココ)。自己採点で安心した人、ガッカリしてしまった人…悲喜こもごもかと思います。学科NGだったとしても、まだ実技面接が残っています。実技合格ならば、次回は学科だけ受験すれば良く、それに集中することが出来ます。最後まであきらめることなく、実技だけでもパスしてしまいましょう。

学科パスした方は、面接試験に集中して下さい。こればかりは水物ですが、論述をしっかり書けたなら、自信を持って臨んでくださいね。□

  1. 2023/11/6追記 ↩︎
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