先日8/16は第20回キャリアコンサルタント試験の合格発表日でした。ロープレ会でご一緒させていただいた方から吉報が届き、嬉しい限りです。
本試験は7月に学科と実技試験が実施されたものです。学科試験は翌日ネットにて正解発表されるため、すぐに合否が分かってしまいます。第18回(21年11月)で受験した私、幸い学科は合格しておりましたが、実技試験(面接)については、「やらかしてしまったかも?」という気持ちと、「まあ大丈夫だよね?」という気持ちが入り交じり、発表日まで落ち着かない日々を過ごしました。在宅勤務の合間にネットで合格を知ったときの嬉しさは忘れることができません。
さて、ロープレ勉強会でご一緒させていただいた諸先輩から、「国家試験合格は、キャリコンとしてスタートラインに立たせていただいたに過ぎない」と言われておりましたが、資格取得から8カ月経った今、それを実感しています。学科試験で勉強したキャリア理論は、使わない限り忘れていくばかり… 私はこのブログに自分なりの解釈を書くことで理解を深めようとしていますが、今、学科試験を受けたら不合格でしょうね(笑)。
もっとヤバいのは実技です。あんなに数をこなしたロープレ。合格後もロープレ会には参加していますが、試験官役をやることが多く、キャリアコンサルタント役の経験を増やすことはできていません。無論オブザーブだけでも学べることは多いのですが、とても上手な受験生の方と接すると、自身のカウンセリング技能の未熟さに嫌気が差してしまいます。
また実技試験のロープレは、15分のインテーク(初回)面談に過ぎません。信頼関係の醸成はとても重要ですが、1セット60分で行われる実際の面談については、別の経験が必要になってきます。私は企業勤めですので、「資格を取りましたので、いつでもお話しを聴かせていただきます!」とPRしていますが、”昔から良く知った奴”にプライベートな話を持ち掛ける人など居ません。数名の方と1時間弱、お話しをさせていただきましたが、立ち入った話など出来ませんでした。
先輩方はロープレの機会を求めて、JCDAのピアトレーニング等に参加しておられるようです。自身の資格を生かすべく、着実に歩みを進めている皆さんの姿は大変刺激になります。
「初心忘るべからず」。合格発表時の熱い気持ちを忘れず、研鑽を深めていきたいと考えています。□
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